トラブルシューティング:コンテンツが表示されない/アクティブにならない
Image Cloud Recognitionの使用時に、仮想コンテンツが表示されない、またはアクティブにならない問題が発生する可能性があります。本記事では体系的なトラブルシューティング手法を提供します。留意点として、ほとんどのケースにおいてImage Cloud Recognitionの失敗原因はローカル認識失敗と同一であり、平面画像トラッキングのトラブルシューティング章を参照できます。ここではクラウド認識特有の問題と解決策を補足します。
一般的な原因と調査方法
Network connection problem
現象: 認識リクエスト送信後応答がない、またはエラーコードが返される。
調査方法:
- デバイスがネットワーク接続(Wi-Fi/4G/5G)されているか確認(ウェブページの開封でテスト)。
- アプリにネットワークアクセス権限があるか確認。
- コード内でネットワークエラーログをキャプチャ。
- ブラウザでCRS APIの接続性をテスト(参照:Health check | GET /ping)。
改善提案:
- アプリ内にネットワーク状態検知機能を追加、通信環境が弱い場合に通知。
- リクエストタイムアウト後の再試行またはローカルトラッキングへのフォールバックを設定。
サービス設定エラー
現象: 認識リクエストが拒否され、UnauthorizedまたはInvalid Keyが返される。
調査方法:
- コードに入力したCRS API KeyとSecretが正しいか確認。
- コードに入力したClient-end URLが誤っていないか確認(例: Server-end URLを誤入力)。
- License Keyが有効化済みかつ期限切れでないことを確認(EasyAR公式サイトアカウントセンターで確認)。
改善提案:
- CRSイメージライブラリのコピーボタンを使用して関連サービス設定を複製し、正確に入力することを保証。
ターゲットライブラリ/アプリ設定エラー
現象: 特定のターゲットイメージが過去には認識されたが、現在リクエストが失敗する。
調査方法:
- CRS API経由でターゲットステータスを取得し、ターゲットイメージが「アクティブ」状態(
"active":"1")であることを確認。 - ターゲットIDがコード内と完全一致するか確認(大文字小文字を区別)。
改善提案:
- クラウドイメージライブラリが更新/変更された場合、アプリの特定ターゲットが常にアクティブ状態であることを保証。
- コードの入念なチェックを実施。
ハイブリッドモードでのローカルロード失敗
現象: クラウド認識は成功したが、ローカルトラッキングが起動せずコンテンツが表示されない。
調査方法:
- ローカルの
ImageTargetロード時に例外がスローされていないことを確認(ログを確認)。 ImageTrackerが有効化されているか検証。
改善提案:
- ローカルロード処理を
try-catchでラップし、例外をキャプチャして再試行。 - 仮想コンテンツが
ImageTargetの子オブジェクトであり、無効化されていないことを保証。
まとめとベストプラクティス
クラウド認識のコンテンツ非表示問題は主にネットワーク、サービス設定、ターゲット状態の3点に集中し、ハイブリッドモードではローカルロードも要確認。以下の順序で優先調査することを推奨:
- ネットワーク接続を確認し、CRSサービスの接続性を検証
- License、API Key/Secret、Client-end URLなどのサービス設定を確認
- CRSイメージライブラリ内のターゲットイメージ状態を確認、ライブラリとアプリ間のターゲットID一致を保証
問題が複雑な場合は、EasyARデバッグログを有効化するかテクニカルサポートに連絡。